【2025.10.7以降発送分】SOLMIN ソルミン

■製品特長
ソルミン/SOLMINは屋内において、温暖化による天候異常や自然災害の影響を受けず、年間を通して安定的に植物を育成することができるよう設計された植物育成用LED照明です。

陽の当たらない室内の僅かなスペースにおいて、ソルミン/SOLMINの光だけでたくさんの植物が良く育つよう設計されております。

植物に必要な光だけが最高のバランスで出力されるよう設計されたLED1種類のみを使っているため、植物の置き場所によらず、植物には同じ成分バランスの光が供給されます。

屋内栽培でLED照明を使う場合、照度やPPFDが高ければ高いほどよいか？というと、そうではありません。

ソルミンの光出力は、設置高さ300mm位で梅雨時の曇り空を再現するよう設計されています。。経験上梅雨時の曇り空は、遮光なしでも植物たちにダメージは無く、発根も成長も旺盛だからです。

PPFDは植物が設置されている位の高さで約300 μmol m^-2 s^-1程度※です。少ないように感じますが、この設計値での2年間の育成検証において、徒長したことはありません。むしろ形よく育ちます。

※ソルミンはLEDの光出力をLED等で集光していないため、棚外にも光が漏れます。棚外のスペースと漏れた光を利用して弱い光でも育つようなハオルチアやアグラオネマのような植物を管理することもできますし、棚内の光量を上げたい場合はアルミシートのようなもので棚を囲うと棚面のPPFDを上げることができます。アルミシートの保持は棚の支柱径に合わせたビニールハウス用パッカーを使うと、シートを破ることなくスマートに保持できます。

逆に言うとこれ以上の光出力では、温度や光の強さに慣らさないと葉焼け等のダメージが出てきたり植物たちが休眠してしまいます（屋外無遮光管理のアガベは、秋の植え替え時に根がみんな枯れてしまっていたという心当たりはありませんか？）

1種類のLEDでLEDモジュールが構成されるため、シンプルな回路が実現でき長寿命化が期待できます。

また、LEDに流れる電流値を直接調節するアナログ調光は、光が連続点灯するというメリットはありますが、白色LEDの品種によっては電流を絞ると大きく分光分布が変わってしまうものがあります。

ソルミンでは光の成分バランスに影響しないよう考慮しつつ、植物を撮影する際に撮影した画像に縞模様が極力写り込まないようなPWM調光の設定を検証して採用しました。すべての調光設定値において光の強弱はありますが分光分布のバランスはほぼ同一です。

植物の成長に必要な光のみが最高のバランスで出力されており、PPFD値を稼ぐ目的でそれ以外の光には電力が使われていないため、PPFD値が低く物足りなく感じるかもしれませんが、最小限のエネルギーで最大限の成長を得ることができます。

さらに、防水スプレーに頼らず、筐体の組み合わせにより物理的にIP54の防水性能を実現できるよう筐体を設計しました。防水被膜の劣化による性能低下の心配はありません。

安心のMade in Japan. です。

2年以上の育成検証により、サボテン/多肉植物/ブロメリアにおいて実生から5号鉢サイズの管理まで多数の育成実績があります。

育成実績は、当社Instagramをご覧ください。

送料：沖縄県のみ1,000円、沖縄県以外は送料無料です。

■製品名
ソルミン

■製品仕様

◾️PSE確認済

◾️製品保証：オーツカ光学の製品保証規定に準じます。但し24H連続点灯での使用は通常の保証規定の半分といたします。

◾️防水性能：IP54(ただしACコード～ACアダプタ出力コネクタ部・コントローラー入力コネクタ部以外)

※電気料金の時間単価を31円/kWhとすると、138W(0.138kW)で使用したときの電気代時間単価は4.28円です。1日12時間点灯したとすると、月の電気代は4.28X12X30＝1,540円です。